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Environmental Plant Engineering 環境プラントエンジニアリング事業

 

テスト結果

オーストラリア核科学技術機構におけるテスト結果

Australian Nuclear Science and Technology Organisation (IAEA<国際原子力機関>公認機関)

1、 フィルターを使用したセシウム混在水の浄化結果

福島で問題となっている濃度における能力試験結果 ケースA ケースB
(原液)ppm 0.05 ppm 4.1 ppm
ゼオライトフィルターを通過後 0.02 ppm N/D ppm
ゼオライトフィルターを24時間循環後 0.02 ppm N/D ppm

フィルターには  下段:2~4mm 上段:0.5~2mmを1:3の重量比で充填しております

2、 ポルトランドセメントによるセシウム吸着後のゼオライトの保持能力

実験は、セシウム濃度が低レベル、中レベルを測定し、比較のため以下サンプルにて調査しております。
オーストラリアウェルスクリーク産ゼオライト(弊社取扱製品)
米国産ゼオライト
合成ゼオライト
ゼオライト無し

ポルトランドセメントでブロック状にしたものを水に浸した状態で1年半キープし、水への浸出率を比較しています。

<結果>

天然ゼオライトと合成ゼオライトでは、低レベルの交換量のものでも比較にならない結果が出ているため、合成ゼオライトについては、中レベルの浸出量測定は行っておりません

※1 オーストラリア、ウェルスクリーク産ゼオライトと米国産ゼオライトはセシウム保持力に格段の差が認められます
※2 米国産ゼオライトは、福島、東京電力、原子力発電所での原子炉、冷却水のセシウム除去で有名な米国、キュリオン社製、セシウム吸着装置に使用され効果をあげております。
※3 合成ゼオライトは、セシウムの保持能力が格段に落ちます。
※4 ゼオライト無しのセメント固定はできません。(多量のセシウムが浸出します)