case study 塩酸白煙
塩酸ミスト(フォグ)
塩酸をタンクローリーより貯蔵タンクへ受け入れる際に、タンクベント口より塩酸fogが発生して、周辺設備の腐食、臭気、作業環境悪化など、様々な問題を引き起こしております。
一般的な対策のひとつに充填スプレー式スクラバー(苛性ソーダ中和式)を設置しているケースがありますが、結局は塩酸FOGがスクラバー塔頂より排出されているのが現状です。
他メーカースクラバー(奥側)の後段に当社塩酸フォグ白煙除去装置を設置(手前)
30m³ 35%塩酸タンク(奥)のベントから排出される塩酸フォグ白煙除去装置を設置
原因
HCLは解離度が大きく水吸収でもアルカリ吸収でもHTUは変わらない。
HCLのHTUが悪いのは、塩酸が凝縮し、酸霧となり充填物をスッポ抜けてしまうためである。
酸霧は0.5~6ミクロン径の微細ミストのため、スクラバー塔頂部のワイヤーメッシュ、波板型などの一般的なミストセパレーターでは捕集不可能である。
解決策
ブラウン拡散捕集原理を応用したミスト捕集方式で微細ミストを除去する方式。
弊社、白煙除去装置は上記方式を採用した微細な酸ミストを99.99%以上捕集ことが可能です。
Case Study
- 用途
- 運転条件
- 導入装置
- 導入後、運転状況
(下限値7ppm以下)