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Environmental Plant Engineering 環境プラントエンジニアリング事業

 

case study  塩化アンモニウム

塩酸とアンモニウムが化学反応を起こすと塩化アンモニウムヒューム(以下、塩安ヒューム)となり、白煙として目視可能な状態となります。 塩酸ヒュームのミスト粒子径は1ミクロン以下の微細なミストのため、一般的な充填スプレー式のスクラバーでは捕集できないのが現状です。
弊社では、ブラウン拡散捕集原理を応用した白煙除去装置で、排出口において白煙が目視不能状態まで除去することに成功しております。



スクラバー/白煙除去一体型
(下部スクラバー/上部白煙除去装置)

Case Study

    用途
  • 製造工程より発生する白煙(塩化アンモニウムヒューム)は既設の充填スプレー式スクラバーでは全く除去できず、排出口よりは大量の白煙が放出されている状態でした。 弊社、白煙除去装置NL型を導入後は排出口において、白煙は全く目視不可能な状態で順調に稼動しております。

    • 運転条件
  • 処理風量:1000Nm3?hr
  • ガス温度:35℃
  • 運転圧力:0.7MPa
  • ガス:LNGガス
  • ミスト:潤滑オイル

    • 導入装置
  • 白煙除去ユニット TH-NL型(変形)
  • 接ガス部材質:FRP
  • FAN接ガス部材質:FRP
  • ミストセパレーター:FG/SUS316Lフレーム

    • 導入後、運転状況
  • 出口酸ミスト濃度:目視出来ず。
    (7ppm以下)
  • 装置初期圧力損失:208mmAq
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